不動産投資初心者が本を読んで学ぶ際の注意点

不動産投資を勉強したいと思って本を読んでみようと考える方は多いと思います。

 

世の中には不動産投資について書かれた本は多くありますが、実は本を読む際に注意が必要です。

 

 

①今の時世にあった内容なのか

少し古い本を読むと、昔はできたスキームが今はできないということが多くあります。過去不動産投資では、消費税還付や1法人・1物件など様々なスキームが生まれては封じられてきました。できない事を学んでも時間がもったいないので、注意しましょう。昔からの名著もありますが、できるだけ最新の本を読んだ方が良いかもしれません。

 

②著者はどこの誰か

これも非常に重要です。有名大家が書いた書籍から企業の代表が書いた書籍など様々です。ここでの注意は例えば企業の代表が、自社の不動産にマッチした内容を書いているパターンです。例えば新築アパートの会社の代表は当然新築アパートの良さについて詳しく書きます。他にも様々な投資対象があるにも関わらず、それについては述べられていない事が多いです。ひとつの分野にのめりこんでこれが正解だと決めつけて投資をしてしまうと、実は遠回りになっていたという事も多くあります。

また有名大家が書いている場合も、中には企業から依頼を受けて書いている場合もあるので、先ほどと同様の理由で注意しましょう。

 

③自分にはできない事である可能性

例えば「まずは１件目にアパートを買いましょう」と書かれていたとして、それを信じて闇雲に動いてみるとします。しかし近年では、初心者の方が1件目にアパートを購入するには自己資金が２～３割必要です。それが足りないにも関わらずアパートばかり考えて動いても物件を購入することはできません。時間ももったいないです。またそれによって自分は不動産投資ができないと諦めてしまう方もいます。違う道があるはずなのにこれも非常にもったいないです。

 

 

■自分にできる不動産投資の幅を知ることが大事

３つの注意点を書いたように、まずは今の時世で、今の自分にできる不動産投資の幅を知ることが重要です。できもしないことを追いかけても仕方ありませんし、必要以上にリスクを感じ後々足を引っ張ってしまうような物件を購入してしまってはもったいないです。

 

 

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