1棟物件と区分マンションどちらからスタート？

今回は” 1棟物件と区分マンションどちらからスタート？”について解説したいと思います！

 

結論から申しますと、どちらからスタートした方が良いかはお客様の属性や目標によります。

 

では1棟物件と区分マンションではどのような違いがあるのでしょうか。

もちろん物件ごとに異なる要素が多いため一概には言えませんが、それぞれの特徴は次のようなイメージです。

 

〈1棟物件〉

・キャッシュフローが出やすい（都市部は出づらいことも）

・自主的な修繕計画が必要

・突発的な費用が発生することも

・頭金が大きい

・銀行評価高め

・空室リスクは分散される

・地方郊外の物件は入居付けが大変

 

〈区分マンション〉

・キャッシュフロー出づらい

・個人の修繕計画は不要

・突発的な費用発生は少ない

・頭金が少ない

・銀行評価は1棟物件より低い

・空室リスクは0か100

・都市部の物件が多く入居付けが楽

 

それぞれ異なるリスクを抱えることが分かります。

お金があるから1棟、ないから区分、ではなくあくまで目標に応じた選択が重要です。将来の資産形成のためだけを目的とするのであれば手軽に運用できる区分マンションだけでも良いかもしれませんし、当面は将来の資産形成を目的としつつも、キャッシュフローも中期的に増やすという選択肢を残す場合は区分マンションばかり購入してしまうと担保評価の低さから債務超過気味になり、次回物件購入時に銀行ローンを組めなくなるリスクがあります。

 

またリスクを背負ってでも短期的にキャッシュフローを増やしたい方は再建築不可の高利回りアパートなどの選択肢もでてきます。

 

このように目的・目標があってはじめてどのような物件を購入すべきかが見えてきます。

そしてその目標・目的は現実的でなければ意味はありません。

1年毎に毎年アパートを買う計画を立てても融資を受けられなければそれは叶わないのです。

 

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